体重移動とターンの導入編

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体重移動のコツを覚えましょう        

最初はスキーの先端にストックをついて三角形の形を作りましょう。その状態でスキーの後ろ側を徐々に閉じて滑り出したらまたスキーの後ろを開き三角形の形で止まります。この時も目線が前を向いているか正しい姿勢になっているかを確認してください。そしてポイントは、長い距離は滑らず、まず、短い距離で練習しましょう。慣れてきたら、足を開くときに膝を曲げる、減速したら膝を伸ばすという上下運動を加えてみましょう。上下運動はしゃがむ動作と立ち上がる動作を行うようにアドバイスしましょう、スキーを閉じながら体を伸ばす時に足はブーツの中で背伸びをするイメージです。

ターンの導入

スキーを三角形の形にした体勢のまま行きたい方向を見るようにします。目だけでなく顔ごと行きたい方向を見るようにしましょう。大きなハンドルを両手で持津イメージで行きたい方向にハンドルを切る動作をしてみましょう。また、初めてのお子さまはスキーのスピードがつきすぎると恐怖心が芽生えてしまいますので、最初は緩やかな斜面で行うようにしましょう。

 

【担当講師】スキーを教えるコツ

氏名:前川 信堅(まえかわ のぶたか)
所属:マウントレースイスキー&スノーボードスクール/マウントレースイスキー場
役職:校長/支配人
資格:公益社団法人 日本プロスキー教師協会 ステージⅣ
   公益財団法人 日本スポーツ協会 公認スポーツ指導者 プロスキー教師
   日本幼児体育学会 幼児体育指導員