感覚遊び02-四つ這い競争

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脳と体を育てる感覚運動あそび/四つ這い競争

四つ這いや高ばいの姿勢で動きます。手で支える力、姿勢を保つ力をつけることが出来ます。また、目標物を見ようと頭を前に向けることで首の力をつけることが出来ます。ゴールに座っているお友達の体のパーツにタッチする設定にすることで体のパーツを意識する体のパーツの名称を覚えるという練習も取り入れてみました。小さいお子さんで体のパートの名称がわからない場合は、伝えるときに実際に体を触りながら「膝に触ってね」というように伝えます。上手になってきたら、左右の指示を加えたりゴールの数を増やしたりすることで左右の概念や記憶力の練習にもなります。

【担当講師】 運動能力の土台づくりと発達性協調運動障害

北海道教育大学 特別支援教育専攻 准教授
池田 千紗

視同仁会 札樽・すがた医院リハビリテーション科 作業療法士→北海道教育大学札幌校 特別支援教育専攻 特任講師→北海道教育大学札幌校 准教授 所属:障害児教育
【受賞歴】
  • 2012年 10月 北海道作業療法士会 第43回北海道作業療法学会 優秀演題賞 文の読みにくさに関連する背景要因―身体的特性と認知的特性に着目した2症例による検討―
  • 2016年 7月  ”アダプテッド/医療/障がい者” 体育・スポーツ合同コングレスin北海道 兼第37回医療体育研究会/第20回日本アダプテッド体育・スポーツ学会第18回合同大会 “アダプテッド/医療/障がい者” 体育・スポーツ合同コングレス「ビデオコンテスト」最優秀作品賞
  • 2017年 9月  日本健康行動科学会 第16回学術大会 日本健康行動科学会 第16回学術大会大会長優秀発表賞 自閉症傾向が顔の選好判断および脳活動に与える影響

【所属学会】

  • 日本アダプテッド体育・スポーツ学会
  • 日本特殊教育学会
  • 北海道特別支援教育学会 会計
  • 日本発達系作業療法学会
  • 日本LD学会
  • 日本作業療法士協会
  • 北海道作業療法士会

【現在の専門分野】

特別支援教育 作業療法, 発達障害, 不器用(キーワード:不器用、書字、描画、運筆動作)