頭と体のウオーミングアップ02「3で止まる」
- 指導ポイント解説
- 指導者
スポーツで求められる、体を動かしながら同時に頭を使う能力を鍛えていきます。
感覚器を通じた剌激や認知機能への剌激により、脳の活性化をはかるシナプソロジーのエクササイズを行います。基本動作に対して、剌激を変化させ続けることで脳を活性化させます。刺激を変化させることをスパイスアップと言います。
できることが目的ではなく、できなくても新しい刺激に反応することで脳の活性化が期待できます。お子さまのみならずご家族全員でも是非トライしてみてください。
3でとまるのルール
基本動作は、けんけんをしながら数字を数え、3歩おきにストップしたら、またけんけんしながら数字を数え3歩おきにストップします。1~15まで数字を数えながら行いましょう。この時、バランスを崩さないように注意しましょう。出来る範囲で大きな動きで行うようにアドバイスしてください。
はじめは、けんけんで3歩おきにストップしてみましょう!
元気な声で数字を数えながらけんけんします。お子さまが上手く出来なくても焦らずに。上手く出来ることは目的としていません。ただし、全く出来ない場合はまず、口だけで3つ区切りで数えてみて、その後に動作を加えてみましょう。
スパイスアップ!5と10を大きな声で数えてみよう!
3歩おきにけんけんでストップしますが、数を数える時に5と10を大きな声で数えてみましょう。
さらにスパイスアップ!5と10は大きな声、8は小さな声で数えてみよう!
慣れてきたら刺激を変化させましょう。5と10は大きな声で、8は小さな声で数えてみましょう。さらに刺激を変化させる場合は、15から逆に数えてみたり、15から逆に数え5と10は大きな声、8は小さな声で数えるようにしてみましょう。
期待できる効果
全身の動きを行いながら、同時に指示を聞いて頭を使い動作します。視覚からの情報に対し、頭を使いながら体を動かすことで、様々なスポーツや運動でのパフォ ーマンスアップにつながることが期待できます。ぜひ、親子で取リ組んでみてください。
【担当講師】 頭と体のウォーミングアップ
氏名:松㟢 由莉(まつざき ゆり)
所属:シナプソロジー 研究所
役職:教育トレーナー
主な経歴:
北海道大学医学部保健学科卒業
北海道大学大学院保健科学院 修士課程修了
札幌学院大学大学院臨床心理学研究科 研究生