はじめよう編
- 指導ポイント解説
- 指導者
スキーを始めるにあたっての基礎知識や準備体操、用具などについて解説します。
スキーを教える際の心構えと注意事項
【心構えについて】
- 子どもに飽きさせず、集中力を保たせることが大事です。
- 体を大きく使い、オーバーアクションで動作を教えてあげましょう。
- やさしいことから始めて「出来る」を増やす事に努めましょう。
- 出来た時は必ず褒めてあげましょう。
【注意事項について】
- 悪条件のなかでのレッスンは行わないようにしましょう。出来るだけ良い条件で教えてあげましょう。悪条件のなかでのレッスンは、凍傷や事故の危険性が高まります。
- スキーを楽しむ気持ちが上達への近道ということを教える側が忘れないようにしましょう。
準備体操
足や腰、手首などを動かしましょう。転倒したときに手をついてしまい、親指を痛めるケースがよくありますので親指もしっかり伸ばしましょう。すでにブーツを履いたりしているので形だけでもよいので、これからスキーをやるぞ!っという導入として行います。
用具について
お子さまの身長は体重にあった道具を選びましょう。また、スキーのエッジは鋭利で直接手で触ると怪我をする場合があるので必ず手袋をはめた手でスキーを触るようにアドバイスして下さい。ストックの取り扱いも注意が必要です。ふざけて振り回したりすると他人に怪我をさせたりする可能があるので注意して下さい。スキーウエアのズボンについているインナースパッツはブールの上にかぶせましょう。ブーツ内への雪の侵入を防ぎます。
そして、ゴーグル・ヘルメットの装着は万が一の時に怪我等を軽減します。必ず装着することをオススメします。
【担当講師】スキーを教えるコツ
氏名:前川 信堅(まえかわ のぶたか)
所属:マウントレースイスキー&スノーボードスクール/マウントレースイスキー場
役職:校長/支配人
資格:公益社団法人 日本プロスキー教師協会 ステージⅣ
公益財団法人 日本スポーツ協会 公認スポーツ指導者 プロスキー教師
日本幼児体育学会 幼児体育指導員