感覚遊び05-クッション輪入れ

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脳と体を育てる感覚運動あそび/クッション輪入れ

クッションの上に立ったまま輪入れをします。不安定な場所で姿勢を保とうとすることで体・股関節・膝・足首などを使ってバランスをとる練習になります。姿勢を保てるギリギリのところに輪を入れる棒を出すようにすると全身に力が入り姿勢を安定させる力を高めることが出来ます。しっかり棒を見て手で輪を入れるので。目と手を協応させる力を高めることが出来ます。クッションの上にしゃがむことで足首を使ってバランスをとる力を高める設定にすることもできます。片手をつないだり、手すりにつかまってバランスをとる設定にすることで左手は固定する、右手は物を操作するといったように左右の手をバラバラに動かす力を高めることも出来ます。

 

【担当講師】 運動能力の土台作りづくりと発達性協調運動障害

北海道教育大学 特別支援教育専攻 准教授
池田 千紗

視同仁会 札樽・すがた医院リハビリテーション科 作業療法士→北海道教育大学札幌校 特別支援教育専攻 特任講師→北海道教育大学札幌校 准教授 所属:障害児教育
【受賞歴】
  • 2012年 10月 北海道作業療法士会 第43回北海道作業療法学会 優秀演題賞 文の読みにくさに関連する背景要因―身体的特性と認知的特性に着目した2症例による検討―
  • 2016年 7月  ”アダプテッド/医療/障がい者” 体育・スポーツ合同コングレスin北海道 兼第37回医療体育研究会/第20回日本アダプテッド体育・スポーツ学会第18回合同大会 “アダプテッド/医療/障がい者” 体育・スポーツ合同コングレス「ビデオコンテスト」最優秀作品賞
  • 2017年 9月  日本健康行動科学会 第16回学術大会 日本健康行動科学会 第16回学術大会大会長優秀発表賞 自閉症傾向が顔の選好判断および脳活動に与える影響

【所属学会】

  • 日本アダプテッド体育・スポーツ学会
  • 日本特殊教育学会
  • 北海道特別支援教育学会 会計
  • 日本発達系作業療法学会
  • 日本LD学会
  • 日本作業療法士協会
  • 北海道作業療法士会

【現在の専門分野】

特別支援教育 作業療法, 発達障害, 不器用(キーワード:不器用、書字、描画、運筆動作)