はじめよう編つづき
- 指導ポイント解説
- 指導者
スキーの装着
最初はスキーは1本だけ装着しましょう。装着はゲレンデの平らな場所で行いましょう。また、接触などの事故を防ぐため、他のスキヤー等の邪魔にならない場所で行うようにしましょう。
ブールの裏に雪がついている場合は、保護者の方が落としてあげましょう。
まずは、片足にスキーをつけて練習してみましょう。
足踏み・片足上げの練習からはじめます。慣れてきたら前後にスキーを滑らせてみましょう。ストックでバランスを取りながら行います。次に片足スキーで歩いてみましょう。そして、徐々に滑らせて動く感覚をつかむようにしましょう。
スキーをまっすぐ滑らせることがポイントですのでチェックしてあげてください。
練習のポイント
- スキーをまっすぐ滑らせることがポイントですのでチェックしてあげてください。
- 目線を確認しましょう。下を向いてしまう場合が多く、下を向くとバランスがとれず悪い姿勢になってしまいます。
- 最初はバランスを取りずらいので、動作を出来るだけ小さく、ちょっとずつ行いましょう。
止まり方の導入をしましょう
スキーをスライドさせることでブレーキがかかる感覚を教えてあげましょう。スキーの先端は動かさず、スキーを浮かさないで行うようにしましょう。
転び方のアドバイス
万が一ぶつかってしまいそうな時は、自分から転びます。スキーの外側にお尻をブールに近づけるようにしゃがみます。転ぶときは手をつかないようにアドバイスしてください。手をつくと骨折などの危険があります。
起き上がり方のアドバイス
スキーを斜面の下側に直角になるように足を動かしましょう。スキーが滑らない位置まで足を動かしたらお尻の近くにストックをついて起き上がります。ストックが体から離れた体勢だと上手く起き上がれません。ただし、最初は保護者の方が抱きかかえるように起こしてあげるようにしましょう。
両足にスキーをつけて歩いてみよう
最初はすり足でスキーが滑る感覚を覚えましょう。スキーがまっすぐ滑っているか確認しましょう。スキーの先が重ならないように注意しましょう。
【担当講師】スキーを教えるコツ
氏名:前川 信堅(まえかわ のぶたか)
所属:マウントレースイスキー&スノーボードスクール/マウントレースイスキー場
役職:校長/支配人
資格:公益社団法人 日本プロスキー教師協会 ステージⅣ
公益財団法人 日本スポーツ協会 公認スポーツ指導者 プロスキー教師
日本幼児体育学会 幼児体育指導員